山路 大樹

Bachelor Projects

    一般的な紙媒体利用者のための書き込み認識システム

    紙の書籍や新聞,論文といった「一般的な紙媒体」に対する書き込みをもとに,様々なデジタル処理を施すシステムを開発しました. ユーザはスマートフォンによって本システムを利用し,紙媒体に対しペンで書き込むことで,気になる図,写真,パラグラフなどを自動的に保存したり, 図,写真,パラグラフ同士で関連づけたり,英単語の和訳を自動的に表示したりすることができます. また,それらのデータはスマートフォンから閲覧したり,実際に書き込みをしているため,紙媒体からも閲覧することができます. 実験では用いるペンや書き込みの種類によっては高い認識率と識別率を示しました. [Movie]

    EC サイトにおける拡張現実を用いた商品の大きさと重さの提示手法の検討

    近年需要が著しいタブレット端末を EC サイトで購入する場面を例に,擬似的にタブレット端末を手にとるような感覚を提示するプロトタイプを提案しました. タブレット端末を購入する際に実際に体感したい項目を,「大きさ」と「重さ」であると仮定し,HMD(ヘッドマウントディスプレイ) を通して 商品を実世界に重畳表示することで「大きさ」を提示し,水を用いることによって「重さ」を提示します. これにより本プロトタイプのユーザは,自宅などにおいて実機がなくともタブレット端末の「大きさ」と「重さ」を体感できます. [Movie]

Other Projects

    PINCH

    PINCHは洗濯を干したり,回収したりする煩わしさを解消する,新しい洗濯バサミです. ハサミ部分の自動開閉や,天気に反応して衣類の向きや開き具合を制御する機能を搭載し,スムーズで賢い洗濯干しを体感できるデバイスです. [Movie]

     
     

    PoP PEPPER

    Softbankのロボット,Pepperを用いた書籍紹介システムです. スマートフォンで書籍を検索し,好きなものを選んでPepperに感想を聞くと,選んだ書籍の内容にマッチしたテンションで感情的に紹介してくれます. 悲しい話の本なら悲しく切なそうに,楽しい話の本ならいきいきと元気よく,まるでCMのような語り口調で,どんな本でも全身を使ってあらすじを語ってくれます. HIS2015の併催イベント,MA11函館ハッカソンにおいて作成しアシアル株式会社様より企業賞を頂きました

     
     

    PoiPet

    ゴミを捨てると楽しいことが起こる,ディスプレイが付いたインタラクティブなゴミ箱を作りました. スマートフォンアプリも用意されており,自分が捨てたゴミ個数のログを取ることもできます. [Movie]

    VACUUU(・∀・)UUUM

    本システムは掃除機を使う際の『吸い込み感』を拡張するもので,ユーザはまるで蛇が獲物を丸呑みしたときのようなホースの形状変化, 振動フィードバックなどを現実の掃除機で実現し,通常得ることができない『吸い込み感』を体験することが出来ます. そして,投影されたオブジェクトをこの専用の掃除機型デバイスで吸い込み,仮想のゴミの変形アニメーションや,掃除機から得られる視覚的,触覚的なフィードバックによって, 仮想のゴミの存在を感じることが出来るVR/エンタメ作品です.