概要
本ゼミでは、今後さらに進化するコンピューティング環境に向けて、 「日常、人とコンピュータ」という観点から、 人とコンピュータの新しい関わり方について研究を行います。 学生の興味に対応して本ゼミでは情報技術やコンピュータ関連の幅広い対象を扱います。
セミナーにおいては、ヒューマンコンピュータインタラクションやソーシャルコンピューティングに関わる基礎的文献調査、 フィールドワーク、評価実験などを中心に研究を行います。 まずは関連する文献や国際会議論文を多数読むところから始め、 自分の興味のある対象を見つけてもらいます。 ゼミは基本的に週1回で、曜日時間はメンバー決定後の要相談となります。 情報系の学生と合同でゼミを行うことも可能です。情報系学生の春・夏合宿にも参加可能です。
参加要件
これまではかなり広めに情報系のテーマを許容してきましたが、 今後はもう少し狭くしようと考えています。 参加希望者はあらかじめメール等で連絡して面談してください。
選抜スケジュール
- 10月〜11月末:ゼミ見学・面談等受付
- 12月:ゼミ参加希望受付
- 12月末:選抜結果連絡
2022年度ゼミ概略
- 国際4年生1名
- 春学期:卒業研究進捗報告など
- 秋学期:卒業研究進捗報告など
- 独立論文
- 熊谷 : デジタルイラスト制作者向け知識共有サイトの開発
2021年度ゼミ概略
- 国際3年生1名
- 春学期:論文購読など
- 秋学期:独立研究進捗報告など
- 独立論文
- 熊谷 : イラスト制作を対象としたデジタルツールにおける課題の検討
2020年度ゼミ概略
- 国際4年生4名
- 春学期:論文購読など
- 秋学期:卒業研究進捗報告など
- 卒業論文
- 加藤 : 災害の危険情報表現伝達 (仮)
- 近藤 : ランニング走者のモチベーション向上 (仮)
- 森 : 周囲状況の認識・伝達(仮)
- Tsang : 不動産価格の要因分析(仮)
2019年度ゼミ概略
- 国際4年生1名、3年生3名
- 春学期:論文購読など
- 秋学期:卒業研究進捗報告など
- 卒業論文
- 坂﨑:学生のデジタルフェノタイピングに対する受容性
- 独立論文
- 近藤:音声アシスタントの音質の違いが印象に与える影響の検証
- 森:キャッシュレスのユーザ意識に関する調査
- Tsang:2019香港デモ
2018年度ゼミ概略
- 国際4年生1名、3年生1名
- 春学期:論文購読など
- 秋学期:卒業研究進捗報告など
- 卒業論文
- 松崎 : 小中学校におけるプログラミング教育環境に関する研究 (仮)
- 独立論文
- 坂崎 : 子育てにおけるIT機器の利用について(仮)
2017年度ゼミ概略
- 国際4年生3名、3年生1名
- 春学期:論文購読など
- 秋学期:卒業研究進捗報告など
- 卒業論文
- Passos Couteiro Pedro: Computer support for sign language group communication
- 矢野 : メール文書における曖昧表現の検出に関する研究
- 小林 : カウンセラーとしての人工知能の今後の可能性について(仮)
- 独立論文
- 松崎 : 小中学校におけるプログラミング教育環境に関する研究 (仮)
2016年度ゼミ概略
- 国際4年生1名、3年生1名
- 春学期:留学中(ドイツ、韓国)
- 秋学期:情報系学生と一緒に研究活動
2015年度ゼミ概略
- 国際4年生1名。
- 春学期:輪講、勉強会など
- 秋学期:国際4年生留学中(韓国)
2014年度ゼミ概略
- 国際3年生2名。
- 春学期:輪講、勉強会など
- 秋学期:独論に向けて研究活動
2012年度ゼミ概略
- 4年生3名。
- 1学期:卒業研究テーマに関連する論文を選んで発表。
- 卒業論文
- 上村:言語学習における単語と概念の結びつきを支援するシステムの提案
- 井上:家族と離れて暮らす高齢者の写真共有による交流支援
- 須藤:SNS利用時の情報公開に関するリスク認識
2011年度ゼミ概略
- 4年生3名。3年生1名。
- 1学期:ACM CHI/UIST等の論文誌から論文を選んで発表。
- 卒業論文
- 岡谷:3Dアプリケーションのための実物体を用いたモデル配置インタフェース
- 加藤:学生のソーシャルキャピタルとSNS の関係の調査と教育機関内SNSの構想
- 独立論文
- 井上:高齢者のソーシャルメディア使用に対する潜在的ニーズについて
2010年度ゼミ概略
- 4年生2名。3年生4名。
- 1学期:輪講「Where The Action Is: The Foundations of Embodied Interaction」, Paul Dourish, MIT Press, October 2001.
- 卒業論文
- 高瀬:テキストチャットの会話を分かりやすくするユーザーインターフェースに関する研究
- 独立論文
- 岡谷:レシートログを用いた食生活支援システム
- 須藤:オンラインショッピングサイトの安全性の伝え方の問題点の考察
- 加藤:新聞のディジタル化におけるソーシャルメディアの役割
2009年度ゼミ概略
- 3年生2名。
- 1学期:輪講「Sketching User Experiences: Getting the Design Right and the Right Design」, Bill Buxton, Morgan Kaufmann (2007/4/24).
- 独立論文
- 高瀬:オブジェクトの意味付けを利用した教材作成と再利用を可能とするアプリケーションの提案
- 上村:効果音を用いた絵文字読み上げ手法の提案