KokaCam : ライブカメラ画像を用いたプレゼンス情報の提示手法

(English page)
IPLABユビキタス班
第13回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2005) で発表 (論文)

デモビデオ (30MB)

KokaCamのスナップショット列(5秒1フレームくらい)から作成したビデオ(112MB)

Java版KokaCam (研究室内のみ)

KokaCam は分散した複数のオフィスに分かれたグループ内でのゆるやかなコミュニケーションを支援するシステムです。
以下のような特徴的な機能を持っています。

IPLABではグループ内でKokaCamを実際に運用して、その有効性を検証しています。

それぞれの効果線で表現されている情報は以下の通りです。

マウスの使用頻度
フラッシュ(ギザギザ) キーボードの使用頻度
現在はイベント無い状態で、
過去のイベント頻度を表現
集中線 画面内で一人だけ作業中
吹き出し ユーザのメッセージ

KokaCam は簡易拡張現実(Augmented Reality, AR)システムとして考えることもできます。
リアルな仮想物体を現実の世界に溶け込まそうとする一般的なARシステムと違って、
KokaCam では、漫画的技法を用いて抽象的なプレゼンス情報を自然にライブカメラ画像上に表現しています。